【指標種のこと知って図鑑!】 vol.5 カブトムシ
皆さん、こんにちは!
最近よく投稿されている新シリーズ『指標種のこと知って図鑑!』ですが、今回はカブトムシについてご紹介します!
カブトムシといえばオスの立派なツノが特徴です。
体長によって大きなツノのカブトムシから小さなツノのカブトムシまでいるのですが、ツノの大きさは力の大きさに比例しています。
体が大きくツノも大きいほうがケンカも強いのでメスからもモテます。
体長はオスはツノを除いて30-54mm、メスは30-52mmほどになります。
カブトムシは成虫は里山のクヌギやコナラ、クリ、イチョウなどの樹液を吸っています。
幼虫は堆肥や腐葉土、発酵が進んだ牛フンの中で見つかります。
カブトムシは7月から8月頃にメスが卵を産みます。
大体一回あたり20から30個ほど産みます。
卵が生まれてから二週間ほど経つと殻を破って幼虫が出てきます。大体8mm〜10mmぐらいだそうです。
幼虫も一週間ほどすると初めての脱皮をするそうなのですが脱皮をする前は初令幼虫といい、1回目の脱皮後は2令幼虫といいます。
さらに三週間後になると二度目の脱皮をするのですが2回目の脱皮後の幼虫は3令幼虫と言われています。
幼虫は腐葉土などを食べて8〜12cmになります。
冬を土で過ごした幼虫は翌年の5月から6月ごろになると幼虫は3度目の脱皮をしてサナギになります。サナギの時期はカラダが弱くなっているので強い衝撃を与えたりすると上手く育たなかったり、最悪の場合死んでしまいます。
三週間ほどするとサナギは徐々に黒くなっていき脱皮をして成虫になります。
以上、カブトムシについてでした!
調べてみて、カブトムシはこうして育つのか~と思いました。
今後も、『指標種のこと知って図鑑!』を更新していく予定なので、よろしくお願いいたします。
大同大学 2年 早川友基
参考・画像:https://www.insects.jp/kon-kabuto.htm