【指標種のこと知って図鑑!】 vol.9 ゴマダラチョウ
皆さんこんにちはm(_ _)m
ここ最近とても暑い日々が続いていてもう春も終わりかなと思います。
僕も先日寝ていた時、蚊のプーんという音で起こされて、もう夏だーと思いました。
夏になると虫が沢山出てきて虫が苦手な僕は外出したくなくなります。
しかしそんな僕と同じ虫嫌いな貴方も、蝶は好きという人いませんか??僕も蝶は平気です。
そこで今回はこれからの時期に見ることが出来る蝶を紹介していきたいと思います。
その名もゴマダラチョウという蝶です。皆さん聞いた事はありますか??
この蝶は日本を含む東アジアに分布するチョウで、和名通り黒地に白のまだら模様が特徴です。百耳は一見にしかずということで見てください。
どうです??名前通りの蝶々でしょ!!!皆さん見たことありましたか??
成虫の特徴を挙げると、前翅長は35-45mmで、オスとメスの見分け方はメスの方がやや大きいとちょっと判断は難しそうですね(´•̥ ̯ •̥`)
翅は近縁のオオムラサキと同様わずかに丸みを帯びた三角形で、目立つ突起はありません。
前後・表裏とも黒褐色の地に、大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もここに由来しています。口吻が橙色をしている以外は全身が白黒二色で構成されています。
みなさんも見かけたらその美しい橙にオッと目を惹かれてしまうと思います。
立ち止まってじっくりと見てみてはどうでしょうか?
成虫は年2回5.6月と8月に発生します。低地から丘陵地の雑木林に生息しますが、成虫はそれに隣接する都市や住宅地にも姿を現すことがあり、日本でも色んな地域で見ることができるそうです。
しかし全国的に数が少ないので見つけられた貴方はラッキーですね!!
この2回の発生がとても面白くて5月6月のこの時期のゴマダラチョウは8月に発生したゴマダラチョウよりも白模様が強いです。違いをよかったら調べてみて下さい(^_^)
ということで今回はこの辺で失礼します。見てくれた方ありがとうございます。
ちょうど今の時期、木などの足をひっかけられる場所があったらその後ろ側などふとしたところにゴマダラチョウはいるかもしれませんよ??一度見て見てください。
来週の『指標種のこと知って図鑑!』もお楽しみに。
中部大学 2年 林和輝