【指標種のこと知って図鑑!】 vol.23 ナミアゲハ
こんにちは!
指標種のこと知って図鑑!のコーナーです(๑´ω`ノノ゙👏🏻
今回はナミアゲハをご紹介します( ˊᵕˋ )
さて皆さんはナミアゲハってどんな蝶か思い浮かべられますか??
ピンと来ない人もいるでしょう、では写真を見たらどうでしょう!
…ほとんどの人が見た事ありますよね!
そうです、ナミアゲハは蝶と言ったらこれと言われるくらい有名なアゲハチョウのことです😆
それではアゲハ蝶ことナミアゲハの基本的な情報からお話していきますね٩(‘ω’ )
まず生息地は地域でいうと北海道から沖縄まで広く、里山から街中まで日当たりの良い場所を好みます。
幼虫は5回の脱皮を経てから蛹となり、成虫として羽ばたくのは3月から10月の間までなのでその期間は頻繁に見られます。
また、主な食樹が柑橘系です。
なので街の中でも見つけられるのは、都市部に柑橘系の木が植樹されている事が多いからこそ!だからほとんどの人が見たことがあるんですね( ∵ )
次にナミアゲハの名前の由来はですね、最初に写真をお見せして皆さんが分かったように、
最も一般的な蝶=並の蝶=「ナミ」アゲハという意味なんです😮💡
並っていうと普通って感じで(その通りなんですけども)ぱっとしないかもしれませんが、それだけポピュラーだということなので!覚えやすいですよね??☺️
ちなみにアゲハ蝶がどれくらいポピュラーかというと日本の家紋として使われているくらい!
昔から馴染みある蝶だったんですね、すごいっ👏🏻
また、「アゲハ」の意味は「揚羽」と書くように、花の蜜を吸う時に「羽」を「揚げ」羽ばたいているように見えるからだそうです。今度観察してみよう( ˘꒳˘)
ここまでナミアゲハについてお話してきましたが、その中でも特に興味深いことが調べていてわかりました!ε≡≡( ˙꒳˙)/
なんと!実はナミアゲハって春と夏と秋で姿を変えるんです、ご存知でしたか?
春型はこんな感じで全体的に白色が多く、オレンジ色や水色が下の羽の方に見られますね。
夏型はこんな感じ、オレンジ色や水色がなくなり全体的に黒っぽくなります。
秋型はこの中間の色になります。
こういった季節によって姿を変えることを「季節型」と呼び、こうした色の変化の具合は幼虫時代に食べる餌の量によるんだとか( ∵ )
とはいえ全てが分かっているわけではなく、まだまだ謎は多いそうです💡
さて、このように調べてみると有名な蝶でも知らなかった事が結構あるんですよね~(。’-‘)
皆さんもぜひ身近な生き物を観察したり調べたりしてみてください、面白い事が分かるかもしれないですよ🙂
では今回はこの辺で!読んでくださりありがとうございました(*´˘`*)
また次の機会に~ヾ(*’-‘*)
椙山女学園大学3年 澤田春那
写真の引用元:https://www.photo-ac.com/main/search?q=ナミアゲハ&srt=dlrank&pp=70&p=1&pt=A