クマが人間を襲うのは人間のせい?
こんにちは!!事務局の神田です🌈
皆さん4連休は何をしましたか?私はコロナ対策をしっかりして奥飛騨クマ牧場に行きました🐻
クマ牧場にはツキノワグマが多くいて、餌をあげたり、子熊と写真を撮ることが出来たりしてとても楽しい場所でした。
日本には北海道に生息するヒグマと本州に生息するツキノワグマがいます。どちらも日本の生態系の頂点種であり、レッドリストでは「絶滅の恐れがある地域個体群」に指定されています。私たち人間による開発行為により生息地が狭まってしまったことが減少の要因なのですが😢一方で、クマたちの行動範囲が人里にまで及んでしまい、人間を襲ってしまうケースが頻発しています。近年TVニュースでもクマ出没が何度も放送されているので、皆さんもご存知ではないでしょうか?
この通り、人がクマに襲われてしまう根本原因となったクマたちの行動範囲減少は、間違いなく人間の開発行為によるものです。人間が暮らしやすいように土地を開発したことで生息地が狭くなり、クマの生息地と人間の生活域の緩衝地帯が機能しなくなってしまうことや、餌が少なくなることが原因で人間が育てている果物や生ごみを食べに来て、人間と遭遇して襲ってしまうことが増えているそうです。
今すぐにクマの生息域を増やすのは難しいですが、行き過ぎた開発行為によって生態系のバランスが崩れてしまうと、必ずどこかでほころびが生まれ、私たち自身にしっぺ返しが来てしまうことをしっかりと認識していきたいと思います!!
ちなみに、すぐにできるクマとの遭遇対策としては、クマ鈴を持ち歩く、生ごみは収集箱に入れておくなどが挙げられそうです。クマを傷つけずに、人もクマも共存できる社会が実現できると良いですね。
動物も人間も暮らしやすい世界になるような行動をしたいと思います🍃