グリーンベルト図鑑vol.12 ムクドリ
(‘Д’)「今回のグリーンベルト図鑑の主役は俺か?ようやく俺の出番がきたみたいだな!
俺の名前は、ムクドリ!いい名前だろ?」
(そーかなぁ…普通の名前じゃん…)
(‘Д’)「というか、今日は自分のことをいっぱいしゃべっていいんだろ?好き勝手にしゃべらせてもらうぜ!」
(まぁ、もう結構好き勝手にしゃべってるけどね…)
(‘Д’)「俺の体長はだいたい24cmぐらいだな。えっ、どこに住んでるかって?」
(いや、聞いてないんだけどね…)
「嫌だなぁ…何?好きな子をいじりたくなるって?いつも近くにいるじゃん!人間が住む市街地によくいるじゃんか!」
(あぁ、あのギャーギャーうるさくてよくフン落として皆を困らせてるの君だったのね…)
(‘Д’)「皆も鳥観察したくなる時あるだろ?そういう時に役に立つのが俺なんだよ!俺ってだいたいどんなとこにもいるだろ?
大きさの比較対象になるから皆にかわいがられてるんだよなっ!モテるってのは辛いぜっ!」
(….モテてるのかは別として便利な鳥だなぁ…今度は物差しとして探してみよっと)
(‘Д’)「俺の仲間たちは、東アジア中に住んでるんだな。まぁ、俺は日本に生まれたからには日本に住んでたいけどな」
(えぇ…日本から出てみるのも面白いよ!)
(‘Д’)「ん?何?普段何食べてるかって?もう忘れちゃったの?」
(話が住んでるところから急に食べ物に変わったなぁ…ん?忘れた?僕ら人間と昔かかわりがあったのか?)
(‘Д’)「昔はよく人間に飼われて畑の虫を食べるように言われてたじゃないか…まぁ、好物だからよかったんだけどさ!」
(そうだったんだ…でも、僕は害鳥だって聞いてたんだけどなぁ)
(‘Д’)「人間は俺らの住処を奪っていったんだ!俺らは昔自然たっぷりのところにしか住めなかったんだ。
だけど、その自然を人間たちは壊していったんだ!俺らは考えた。どう生き残っていくかを…」
(壮絶な人生。いや、鳥生を送ってきたんだなぁ。僕ら人間も悪いことをしたなぁ…)
(‘Д’)「ただ、俺らは進化した。人間が住めるような地域でも住めるように…
しかも、あのモーツァルトさんは俺らの鳴き声をイメージした曲を作ってるんだぜ!」
(なんでこんなに自慢げなんだ…?あの曲って確かムクドリって書いてあるけど、親戚のホシムクドリについて書いた曲だったような…)
(‘Д’)「まぁ、とにかくこれだけ喋れば俺(ムクドリ)については分かってもらえたか?
これで今回の俺の紹介は終わりだ!次は誰が紹介してくれるかな?お楽しみに待っとけよ!」
(勝手に終わったなぁー。最後まで自由だったなぁー…)
(‘Д’)(なんか後ろで聞こえてた気がするけど気のせいかなぁ…まぁいっか!)
大同大学2年 中村陸、玉代勢孝斗