グリーンベルト図鑑vol.26 サルノコシカケ
みなさん「サルノコシカケ」は知っていますか??
聞いたことない方もいるかと思います(‘ω’)
生態を紹介する前にまずは見てもらいましょう!
こちらです↓↓
見たことありますか(゜-゜)?
「サルノコシカケ」とはキノコの仲間で、日本では約300種類も知られています!
(キノコの中でも炊き込みご飯やみそ汁に使うとおいしいマイタケと同じ仲間です)
年々大きくなっていき、数10年成長を続けたものはなんと
径1メートル、厚さ数10センチになるものもあるんだとか(・o・)
確かにおサルさんが座っても大丈夫そうですね?
あまり知らないサルノコシカケの生態ですが、環境にとって悪いことと人間にとってうれしいことの二面を持ち合わせているんです(・ω・)
まずは悪いことから…
サルノコシカケは立ち木や枯れ木に生えますが、立ち木に生えるとその木を腐らせてしまうんです(>_<)
木材腐朽菌(モクザイフキュウキン)というもので、木の幹を腐らせて風倒れの原因になります。。
菌が直接枯らすことは少なく、木が木材腐朽病にかかって枯れることが多いんだとか(‘_’)
そのため森林に限らず庭木や街路樹なども影響を受けることがあるそうです(*_*)
でも!うれしいこともあるんです!
秋の味覚・松茸やシイタケなどのキノコのようにキノコ狩り!
…の対象にはなりませんが、一部のサルノコシカケの仲間は漢方薬や民間薬の原料となっているんです。
人知れず人の役に立っているサルノコシカケには頭が下がりますね。
(サルは腰をかけてしまいますが…)
何はともあれ少しだけでもサルノコシカケのことを知って頂けましたか?
悪い影響の中でも少しお話しましたが、サルノコシカケは街中の街路樹などでも見ることが出来るかもしれません!
これを機にぜひ一度探してみてください(^^)/
大同大学4年 中村陸