日本と私の花粉の歴史。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
寒かったり、暖かかったりと服を選ぶのが難しい、今日この頃ですが、
私は、そんな気温の事などどうでもよく、ある物に苦しまれています。
仕事?プライベート?生活習慣?
いや!花粉です。みなさまの中にも同じ苦しみを味わっている人がいるのではないでしょうか。
私は、中学のちょうど卒業シーズンから花粉と戦い始めました。
花粉と戦いながら、免許合宿で免許を取得したのも思い出し、懐かしく思います。
その時が一番つらく、目を取りだして洗いたいとも思いました。笑
そもそも花粉はなぜ飛ぶのか?
学校でも習った事があるかもしれませんが、花粉は植物にとって必要不可欠な物であり、種をつくるたに存在します。その方法はというと、おしべの中にある花粉がめしべの先つくことにより、めしべの根もとにある子房(しぼう)に種ができます。
スギや花粉などの軽くて風に飛ばされる物とユリやツツジのように虫につき、運ばれていく物が有ります。
そうです。とにかく花粉は各方面に飛んでゆくのです。迫ってくるのです笑
ところで、なぜ花粉が増えたのでしょうか?
簡単に言うと、戦後の大量植林で一斉に植えたスギやヒノキが成長し、花粉を一斉に飛ばし始めたからと言われています。
ここからは、森林伐採、植林の話をしていきましょう!!
江戸時代の頃にすでに留山制度という管理システムや植林政策を導入していました。
時代が下がって太平洋戦争時は軍需目的などで大量に森林が伐採され、しかも経費削減のために植林はされませんでした。ここで、日本の森林がかなり減少してしまいます。大変です!
戦争が終わっても、復興のために伐採はされ続けましたが、昭和23年からまた、植林が再開されました。(良かった!!)
しかしまたここで、木材の需要が膨大し続けて、昭和33年以降、伐採の割合の方が高くなってしまいます。しかし高度経済成長期以降は、外国産の木材の輸入などもあり、伐採も少なくなり、植林も続けていたおかげで、森林が豊かになっていきました。
ちなみに、命をつなぐプロジェクトでも植樹を行いました!!
リンクはこちら→https://ecoreco.net/?p=188
そして、現在はというと、花粉症対策としての間伐が行われているのです。。笑
戦後のスギやヒノキなどの植林の多くは充分な手入れがされずに放置されていたのが、花粉増大の原因とされています。植林だけをすればいいという訳ではなく、間伐などをして、手入れをしてあげないといけないということですね。
今後も私と花粉の戦いは続いていくのでした。笑 ハックション!!以上