母なる海を汚しちゃいかんですよ。
『海を汚すのは母親を汚すのと一緒』
どうも海育ちの事務局飯塚です。
6月大阪にて開催されていたG20サミット。
我が国日本はホスト国として参加し、6/28-29に開催されましたネ。
G20では国際的に重要な経済・金融問題について協議する国際会議。さらに経済問題だけでなく、地球温暖化や新型ウイルス、テロ、途上国支援などについて…。ちょっと長いのでココでは割愛しますネ。
このG20では近年問題視されている海洋プラスチック問題も主要テーマの一つとして話し合われました。
首脳宣言では、対策として、新たな海洋プラスチック汚染を2050年までにゼロにする事を目指す
「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を共有。(通称“O.B.O.V”(※嘘))
プラスチックの重要性を認識しつつも、管理を誤ったプラスチックごみの流出を減らすなど、
総合的アプローチによって海洋プラスチックごみによる汚染の削減を目指す内容でした。
また、日本政府としては、廃棄物管理・海洋ゴミの回収など、技術推進の為に途上国における能力強化を支援する
「マリーン(MARINE)・イニシアティブ」も発表!
G20大阪サミット前に長野県で行われた「G20エネルギー・環境関係閣僚会合」では、各国が海洋プラスチックごみの削減に向けた行動計画の進捗状況を定期的に報告・共有する「G20 海洋プラスチックごみ対策実施枠組」が決められました。
世界が本格的にこの課題を解決すべく立ち上がってようですね!
便利すぎる世の中になった現代、プラスチックの多くは「使い捨て」されており、利用後、きちんと処理されず、環境中に流出してしまうことも少なくありません。手軽に使える分、手軽に捨てられてしまう、そうした面もあるといえます。
そして環境中に流出したプラスチックのほとんどが最終的に行きつく場所が「海」です。
プラスチックごみは、河川などから海へと流れ込むためです。
既に世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。そこへ少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機相当)が、新たに流入していると推定されています。
とんでもない量ですね…
先日、表浜の海岸清掃ボランティア団体「表浜ブルーウォーク」に取材でお伺いした時も
大量のプラゴミのオハナシを聞きました。(※詳しい記事は後日UPします。)
それでは、この莫大な量のプラゴミで海を汚さないように私たちの身近でカンタンに出来ること!
①“脱”プラスチック!~もはやプラスチックを使わん!~
②プラゴミ発見したら拾う!
③ポイ捨てダメ絶対!
豊かな海を次の世代に残していくためにも
プラスチック製品を日々利用する私たち一人一人が、できることからすぐにでも実践していきましょう!
以上、海が(母親も)大好き飯塚でした。