命をつなぐPROJECTの夏の奮闘記
皆さんこんにちは。今回はちょっぴり真面目にお送りします。
今回のテーマは「竹の保存方法」です。
僕ら「命をつなぐPROJECT」は”生物多様性”を主なテーマとして活動していますが、
その一環として外来種駆除を行っています。外来種は日本に住む在来種の生活を脅かす
「悪者」とされています。主にウシガエル、オオキンケイギクなどの外来種を駆除していますが、
「孟宗竹」という竹の外来種も駆除しているんです。竹にも外来種があるってご存知でした?
自分は全然知識がなく知りませんでしたが、竹の節に特徴があるそうで外来種の孟宗竹は節が二本あり
在来種の「マダケ」には節が一本しかないんです。こんな風に生き物を紹介している記事もあるので「エコレコ」で検索してみてください。
話を戻します…。
僕らは、外来種をただ駆除しているだけでなく外来種を知ってもらうために活用方法を年2回開催しているイベントで
孟宗竹を活用して工作をしています。夏に竹を使用する時に毎年悩んでいるのは竹に発生するカビ….
これが曲者で毎年竹の内側と外側にびっしりと発生してしまうんです。
そんなカビとはもうおさらば!と思い今年は夏本番を迎える前に実験してみました。
ろうそくや、ニス、表面を焦がしてみたりと何パターンか試してみたところ、一つのパターンが絶大な効果がありました!
その方法は,竹にろうそくを塗り乾燥剤と一緒に保存するという方法でした!
12日経った状態がこちらです。
ニスに意外と効果がないことにびっくりしましたが、今年からは竹の保存について悩むことはなさそうです!
っていう記事を夏に書いたわけなんですけどね…
何で投稿しなかったかというと、その後実験だけでなく実際に100本ぐらい保存してみてどうなるか?
今年の成果!ってのを掲載する予定でした。
実際の保存しておいた竹がこちらです。
100本も保存するとこれが二個あるんですよね…
改めてギョッとします…
竹保存用の真空パックなんてないですから(発見できなかったのほうが正しい事は無いと思います)布団用の真空のパックにするんですが
先端がとがってますよね…
袋が破れるわけですよ…
カビますよね…
昨年よりはカビの被害が少なく済みましたが、結局カビてしまいました。
これからも命をつなぐPROJECTはカビに悩みそうです。
この記事を読んでいる方でいい保存方法を知っている方は教えてください。
以上、命をつなぐPROJECTの夏の奮闘記でした。
大同大学2年 中村陸