3月23日 ウシガエルオタマジャクシ駆除
今回は、普段僕たちが行っている緑地活動について紹介したいと思います!
緑地活動では主に外来種の駆除や生物モニタリング調査、緑地の整備、定点カメラの交換をしています。
その中でもメンバー一同、悪戦苦闘しながら行っているウシガエルの駆除を紹介します!
ウシガエルについては「EcoReco earth」で連載しています『グリーンベルト図鑑vol.3』のウシガエルを読んでみてください!
(ウシガエル以外にもたくさんの生き物を紹介しているので是非検索してみてくださいね!)
さて、ウシガエル駆除に話を戻します。
なぜ、ウシガエルを駆除しないといけないかというと、めちゃめちゃ繁殖力が強く、なんと4万個の卵を産むとも言われているんです!
一匹が4万個も卵を産むんだから池の中がウシガエルばっかりになってしまいそうですよね。
もともとその池に住んでいた生き物の住処まで奪っていそうです…
さらにこいつがよく食べるんだそうで…
口に入るものだったらザリガニはもちろんのこと小さな鳥までも食べるんだそう。
そんな奴がたくさんいたら厄介ですよね。だから駆除活動をしているんです!
今回は連携企業さんのビオトープでウシガエルの駆除をしました。
罠(ウシガエルの好物を入れた網のようなもの)を仕掛けたり、池に直接入って網ですくったりしてオタマジャクシの状態のウシガエルを駆除しました。
二人一組で網を持って池の端まで追い込んですくい上げるという単純なものなんですが、
これが意外と操作が難しく(筆者はウシガエル駆除は初だったのでかなり苦労しました…)
池の中も動きにくく、大変苦労しましたが、
メンバーの中にはモテモテの子もいて(人にでなくて、ウシガエルのオタマジャクシにですけどね)
作業は順調に進みました。
最後は作業にも慣れ、楽しくなってきてメンバー一同夢中で駆除していました!
罠にもたくさんかかっており600匹以上駆除することができました!
しっかりと供養もしました…
人間に外国から知らない土地に人間の都合で持って来られて、増え過ぎたら迷惑だって駆除されてしまうんですから、可哀想ですよね…
しかし、これからも駆除します!
毎年駆除活動を行っており、数もだんだん減ってきました!
(600匹でも数は減ったんだそう…)
毎年活動を行うことで成果は徐々に出ているそうでメンバーも大喜びです!
これからもこの活動を続けて何年後かには今回活動したビオトープからウシガエルがいなくなることを祈っています!
(最後は七夕の日の更新なので七夕感出してみました。皆さんの願いもかないますように!)
大同大学2年 中村陸