G7にて生まれた生物多様性憲章とは?
どうも事務局の吉田です。
G7(先進7か国)の環境相会合が終わりましたね!
(5月5日、6日に、フランス北東部のメッスで開催されたそうです)
そこでは、「生物多様性憲章」が採択されたそうです。
一体どんな内容なのか……
現状、ニュースサイトを見てもあまり詳しい情報はありません。
とりあえず現状で得られた情報を箇条書きにすると……
・生物多様性の保全と持続可能な利用を改善する役割と責任を認識する
・課題の規模に見合った変革的な行動の必要性を認識する
・すべての関係主体が参加することで取り組みを強化する
・重大な人為的圧力に対し、現実的で具体的な対策を含めて行動を取る
・環境目標に整合した資金フローを支援する重要性を強調
・生物多様性が地球上のすべての生命維持システムにとって不可欠と強調
・現在の生物多様性戦略、方針、行動計画を強化・改善し、実行水準を引き上げる
・「生物多様性ポスト2020目標」の策定と実施を支援
と、いう感じです。
要するに、生物多様性はやっぱりすごく大事だと再認識し、
その認識を広め、その損失を泊めるために具体的なアクションをする。
そのためのお金のフローが大事だと強調しつつ、
新しい目標をつくるために動いていく……という感じでしょうか。
しかも……
この生物多様性憲章では
「愛知目標」についても触れられているらしく……
どのような扱いをされたのか、非常に気になるところですね。
環境省のオフィシャルペーパーがありましたので、
リンクを貼っておきます。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/111490.pdf
ニュースリリースページはこちら。
https://www.env.go.jp/press/106759.html
この先も、世界の生物多様性対策がどのように進むのか注視しながら
我々は、我々にできることに注力していきたいと思います!