familiar life~身近な生き物その3~「スズメ」
こんにちは、まだまだ残暑が厳しいですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
秋といえば、やっぱり食欲の秋ですよね(笑)
柿、ナシ、栗にサツマイモ...誘惑がいっぱいです(o‘¬‘o)ジュルリ♪
私の地元でも、もうすぐ稲の収穫が始まります。?????
実るほど 頭を垂れる 稲穂かな (詠み人知らず)
というわけで、だいぶ前置きが長くなりましたが、今回は、案山子にもCDのキラメキにも負けずせっせと稲穂をついばむ“スズメ”について熱く語りたいと思います!!(ちょっと展開無理やり…笑)
改めまして、皆さん、スズメについてどれくらい知っていますか??
茶色くて、ちっこくて、都会、田舎問わずどこにでもいる野鳥...。
一方で、その生態や特徴については、知らないという人がほとんどではないでしょうか。
今回は、そんなスズメの魅力についてバシバシお伝えしていきます!!
スズメは、スズメ目スズメ科スズメ属の小鳥で、イネ科を中心とした植物の種子や、小さな虫を食べて生活しています。
そして、そのスズメの多くは人家のすぐ近くで暮らしています。
ただ、ハトやカラスなどと比べて警戒心が強く、何より小さいので、間近で見るのは至難の業なのです(-“-)
日本には、主にスズメ(里スズメ)とニュウナイスズメ(山スズメ)の2種類がいます。
私たちがいつも目にしているのは、スズメ(里スズメ)の方で、ほっぺの黒い斑点がチャームポイント!!(●≧◇≦●) ←実際はこの絵文字の1000倍くらい可愛い(笑)
対して、ニュウナイスズメはめったに見られないレアキャラです。
それは、スズメが人家の側で生活しているのに対して、ニュウナイスズメは林や森など人里離れた山奥で暮らしているためです。
スズメとニュウナイスズメを見分けるときは、ほっぺに注目!!
ニュウナイスズメには、なんとなんとあのチャームポイントであるほっぺの黒丸がありません...(◎_◎;)
また、スズメと比べると全体に赤っぽい体をしているのも特徴です。
ニュウナイスズメを見つけられたらとってもラッキー!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
森に行ったら、ぜひぜひ探してみてくださいね!
ところで、皆さん。スズメの見た目が季節によって大きく変わるのはご存知でしょうか?
夏は、ほっそりスマートさんなのですが、冬になると、それはそれはもうまんまるに膨らむのです。
あのもふもふした感じ...スズメ愛好家にはたまりません~~⤴⤴(〃 ̄ω ̄〃)
スズメなどの鳥類は、羽毛を立ててその間に空気を入れ込み、その空気を自身の体温で温めることで、冬の寒さから身を守っているのです。
人間でいうダウンジャケットのようなものですね(*’▽’)
冬のスズメは「ふくら雀」(福良雀・福来雀)とも呼ばれ、昔から季語として俳句に詠まれたり、墨絵で描かれたりもしています。
さて、まだまだ話は尽きないのですが、そろそろ終わりの時間がやってきました。
皆さん、ほんの少しスズメに興味を持っていただけたでしょうか??
スズメは、ヒトの近くにすむので、どこでも見つけやすい鳥です。
これから冬にかけては、あの「ふくら雀」も観察できるかも...。
見つけたらそっと観察してみてくださいね(*^-^*)
中部大学3年 村田紋奈