GREEN SMILE FESTA 2015独占取材レポート
12月19日20日、地域の子供たち向けに、生物多様性を楽しく伝える環境系イベントGREEN SMILE FSTAが開催された(主催:地域の環境を考える会)。昨年初めて開催され、好評を博して第二回目の開催となる。命をつなぐPROJECTの連携企業や学生実行委員、NPOが協力して作り上げた。
地元のキャラクターたちが生物多様性をわかりやすく伝える「スペシャルステージ」や、外来種問題などを遊びながら学べる各種「体験ブース」などが用意され、地元住民を中心にたくさんの親子連れが参加し、楽しみながら学ぶ様子が見られた。
キャラクーがステージに
ステージ発表ではテーマを「生き物たちは住宅難?」とし知多半島の環境がどのように変化していったのかを知ってもらう事を目的で行いました。このテーマを分かりやすく伝えるため様々な工夫をしました。動物の気持ちになって考えたり、たくさんの動画や写真を使うことで、知多半島の環境の変化を勉強してもらいました。また、知多半島に縁のある3体のゆるキャラも登場し、ステージを一緒に盛り上げてもらいました。新美南吉記念館のごん吉、知多市の梅子ちゃん、大府市のオブちゃんの3体です。ステージは20分程あり、飽きさせない工夫として所々でステージのテーマに関わる問題も出題しました。
子供たちは問題の答えを必死に考えていました。ステージの最後には私たち命をつなぐPROJECTの活動を紹介し、多くの人々に知ってもらうことができました。子供たちも大人も楽しく普段関わらない生物多様性について勉強できていて良かったです。
コメント:中部大学1年 武馬弘季
沢山の屋台風ブース
自然素材を活用するために、ネイチャークラフトを行いました、お客さんには、リースや貝のモビール、フォトフレームの中から好きなものを作ってもらいました。子どもは勿論、親御さんも真剣に作られていました。
塗り絵ブースでは、企業緑地にいる動物の絵に色を塗ってもらいました。これを機に、この動物たちを知ってもらえたらと思いました。当日は、お客さんも着ぐるみの梅子ちゃんも楽しそうに色を塗っていました。
身の回りにあるけれど人間が生活するのに少し迷惑な外来種を使って遊ぶということが目的でオナモミダーツを行いました。
子どもも親も参加してくださり、千点を超える高得点を出した方もいました。
外来種と在来種を覚えることが目的で外来種釣りを行いました。外来種は逃がさないことも覚えてもらうために、外来種が釣れた場合はそれと景品を持って帰ってもらいました。遊ぶことで子どもたちは、外来種と在来種のことをしっかりと覚えてくれました。
日本には孟宗竹という外来種の竹が存在します。
今回はこの竹を伐採するだけでなく有効活用する為、様々なモノに加工しました。
竹の飯ごうを使った炊き込み御飯のブースではお客さんたちが大きな飯ごうに驚きながらも美味しそうに召し上がっていました。
竹遊びのブースでは竹積み木を絶妙なバランスで積み上げる方や、竹ボーリングでストライクを連発する方など皆さん思い思いに楽しまれていました。
コメント:中部大学2年 福原かなえ