グリーンベルト図鑑vol4「メダカ」
メダカ
分布:北海道の一部と日本全国に分布している。
特徴:体長3.5cmほどだが、尻びれや尾びれが大きく、目が大きくとびてている「メダカ」と名付けられた。
学名:メダカの学名はoryzias latipes(オリジアス・ラチパス)。オリジアスは稲の周り、ラチパスはひれの拾い魚の意味を持っている
北と南の違い:メダカは日本全国で10のグループに分かれている。そして、東北地方や北陸地方に住む北日本集団とそれ以外の9つの南日本集団は遺伝的に大きく違う。つまり、メダカの種類が違う事を意味している。また、京都府や兵庫県の日本海側では雑種集団が生息している。そのため、放流する時は遺伝的な地域性が消えないようにしなければならない。
環境省参照
突然変異:野生のメダカは茶色かかった灰色である。しかし、突然変異で黄色やオレンジなどの色のメダカが発見された。現在は突然変異したメダカを品種改良し主に観賞用、エサ用で全国に流通している。
←ヒメダカ
参照:メダカ・フナ・ドジョウ 農山漁村文化協会
今回はヒメダカで擬人化させてみました
こんにちは♡
突然だけど私は人工的につくられたの
なんで私が作られたのかと言うと…
観賞用…
そして、
エサです…
これが私の運命です。でも…私はあきらめません
これから飼い主は私をどうするのか…
あっ…新しい環境に…
飼い主はダメですね~
この私を飼い切れないから放流するなんて…
私はエサ用のために太らされて自然の環境への変化には弱いのに…
野生だったら強くなれたんだけどな(泣き)
でも…残り少ない命自由を楽しまないと
みんなさようならー
後日…放流されたヒメダカは全滅してしまった。また、元々いたメダカの地域性も失われた可能性もある。
これはむやみに放流した飼い主のせいである。
ヒメダカを飼っているそこのあなたは絶対に放流しないで下さい。
最後まで責任もって飼いましょう
拝読ありがとうございました。
記事作成者:亀山裕介、武馬弘季