コウノトリの自然繁殖
こんにちは!!事務局の神田です!
まだまだ暑いですが、8月もあっという間に終わりますね!
コロナウイルスも一時期よりも減少傾向にあると発表され一安心ですが、気を抜かずにしっかりと対策をしましょう!!
嬉しいニュースです!東日本で初めて野外繁殖にてコウノトリが巣立ちました!!
国の特別天然記念物でもあり、赤ちゃんを運ぶという言い伝えでも有名なコウノトリ。
昔は日本各地にいましたが、明治時代以降乱獲や環境汚染で減少し、
1971年には野生のコウノトリは絶滅してしまいました。
そこで、コウノトリの人工繁殖の歴史を紹介します。
1965年には野生のコウノトリが12匹まで減ったため、2匹を捕まえ、兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園を中心に人工飼育が開始されました。
1985年には、ロシアからコウノトリの幼鳥6羽を受贈します。
1989年には、ロシアから受贈したコウノトリが飼育下繁殖に成功し、それ以来毎年、増殖に成功し現在は約100羽のコウノトリが施設内で飼育されています。
2005年からはコウノトリ野生復帰に向けて放鳥が開始され、
2007には日本国内の野外では43年ぶりにヒナが誕生し、46年ぶりに巣立ちました。
以後毎年野外で繁殖しています。その結果今では野生のコウノトリは217羽まで回復し、全47都道府県への飛来も確認されたそうです。
そして、栃木など4県にまたがる渡良瀬遊水地でコウノトリが自然繁殖で2羽生まれ、この夏、巣立ちました。
これから人工繁殖が必要のないくらいにコウノトリが復帰してほしいと思います。
命をつなぐPROJECTのYoutubeに挙がっている「知多半島生態系ネットワークフォーラム2019」でもコウノトリについて話されているのでぜひ下のリンクから観て下さいね!!