企業緑地へようこそ!「新入生緑地見学会」
4月28日(土)に緑地見学会を行いました!
今回の緑地見学では午前中に東邦ガスさんと大同特殊鋼さんの2つの見学コースに分かれて見学をして、午後には2つの見学コースが合流して愛知製鋼さんの緑地を見学したり整備をしたりしました!!
午前の大同特殊鋼さんでは、最初に西のビオトープを見学しました。
そこにある遊歩道を歩いていると、黄色い巣箱を見つけました!
その巣箱は「シジュウカラ」を呼ぶものなのですが、今回は確認することができませんでした。『今度見に来る時は確認できるといいなぁ~』と思いました!!
次にマウントという小高い丘のようなところに行って、デコイという模型をみんなで一緒に設置しました!
これにより「コアジサシ」という渡り鳥に仲間がいると思わせて、マウントに呼び込むことができます。まだ来てないけど、『いつか来て欲しいなぁ~』と思いながら設置しました!!
そして、東のビオトープで池を見学しました!
そこにはオタマジャクシがいっぱいいました…。最初は『見た目が少し嫌だなぁ…』と思ったりしましたが触れてみたら感触がふわふわしてもっと触っていたいと思いました!!
東邦ガスさんでは最初に水辺ビオトープを見学しました。そこでは前もって仕掛けてある罠を使って、外来種の「ウシガエル」を罪はないのですが駆除をしました…。その後駆除をした「ウシガエル」は木の根元に埋め供養しました。
次に水辺ビオトープ以外の緑地を見学しました。そこでは、水辺ビオトープに来る鳥を気が付かれないようにして観察できる小屋や虫が隠れられるように刈らずに残された草むらなどがあり、『生き物のことを思ってくれているなぁ~』と思いました!
また、なんと!『マメナシ』という梨に似た特別天然記念物が生えていました!!
しかし、味は梨のように甘いのではなく渋い味そうです…。
午後の愛知製鋼さんでは最初に水路作りを行いました。大きくて太い竹をみんなで協力して鉈を使って割り、竹の節を取って水路を作りました。
次に行った沿道作りでは、最初にみんなで草を刈ることから始めました。みるみる草がなくなり、『数の力はすごいなぁ~』と思いました!
その後ウッドチップを敷いて沿道を完成させました!!
今回の緑地見学では、1年生たちに緑地の中を散策してもらい、緑から海を望めて、オタマジャクシを見つけたり、鳥のさえずりを聴けたり、といった普段できない体験をしてもらうことができました!
また、みんなで協力して作業を行って上級生と1年生が仲良くなることもできました!!
これからも企業さん方と協力させていただいて、これからの活動が成果を実らせ、より多くの生き物が集う、豊かな緑地に益々なっていくと嬉しいと思いました。
人間環境大学 1年 岸村 晋作、髙山 雄気、田中 ももの・大同大学 2年 安部 友規