新型コロナウイルスによる環境の変化
こんにちは!!事務局の神田です☀
コロナウイルスの感染者数が少しずつ減少傾向にあるようですが、まだ油断は出来ない状態ですね。
コロナウイルスによるロックダウンが行われたり、緊急事態宣言が出て、自粛やステイホームに徹したことは、どなたの記憶にも新しいと思います。しかし・・・ステイホーム期間中は、外出ができずにフラストレーションがたまったり、友人や大切な人に会うことができずにさみしい想いをしたりと、良いことなど何もない!というイメージですが、自然環境には良い影響があったようです。
例えば、ロサンゼルスでは空気が澄んだことにより今まで見えていなかった遠くの雪山が見えるようになったり、ヴェネツィアでは、濁っていて何も見えなかった水路が透き通り魚の泳ぐ姿が見られるようになったりしたそうです。
日本では2019年の3月~6月と比べ、2020年の3月~6月のほうが空気が綺麗だったというデータも発表されており、経済活動が止まるとこんなにも環境に変化があることが分かりました。
長年問題視され続けてきた環境問題が、人間の移動や経済活動が止まることで、こんなにすぐに改善されたという事実には非常に複雑な気持ちになりますね。
とはいえ、経済活動を完全に止めてしまっては、私たちの文化的な暮らしを維持することはできません。人類がコロナウイルスに完全に打ち勝ったあと、経済活動と、環境保全のバランスをどうとっていくのか、じっくり考えていきたいですね。